ホームページに興味があると聞いても、すぐに「作りましょう」とは言わないようにしています。
以前、飲食店の集客について相談を受けたときも、ホームページより先に整えるものがあると考えました。
相談の入口は、ホームページだった
そのお店はSNSの発信を外部へ任せていましたが、思うような成果を感じられていませんでした。ホームページにも興味があると伺い、まずネット上の情報を確認しました。
ただ、飲食店を探す人の多くは、Googleマップや飲食店情報サイト、Instagramで店を見つけます。営業時間、場所、メニュー、写真が確認できれば、来店の判断もできます。
足りなかったのは、ページではなく伝え方だった
SNSには料理の写真や動画がありましたが、店内の雰囲気や、スタッフが働く様子まではあまり見えませんでした。
料理がおいしそうなことに加えて、「どんな空気のお店なのか」が伝われば、初めての人も入りやすくなります。新しいホームページを作るより、すでに見られている場所の内容を変える方が先だと思いました。
作らないという提案もある
そこで、ホームページ制作ではなく、飲食店情報サイトとSNSを整える方向をお伝えしました。結果として、ホームページの仕事にはなっていません。
仕事にならないのは残念ですが、必要のないものを作っても、お店の負担が増えるだけです。更新する場所も一つ増えます。
何を作るかより、何が足りないかを見る
ホームページが必要かどうかは、業種や今ある情報によって変わります。SNSや予約サイトだけで十分なお店もあります。
相談を受けたときは、作る前に「お客さんはどこで店を探し、何が分からなくて迷っているのか」を見ることが大切だと思っています。
